咽喉頭異常感症

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▶耳鼻科で治療する代表的な口、のどの病気について説明しています。


 
咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)  

咽喉頭異常感症とは?
のどは敏感なところで、特に異常所見がみられなくても、のどの違和感や異物感、圧迫感などの症状が続くかたが多数おられます。のどがイガイガする、腫れた感じがする、ヒリヒリする、締め付けられる感じ、いつも何かあるような感じ、など人によって多彩な症状を訴えられます。明らかな異常所見がないのに、上記のようなのどの異常な感覚を訴える症状を咽喉頭異常感症と呼んでいます。

診断は?
まずはファイバーカメラでのどを観察し、腫瘍やポリープ、炎症などの異常のないことを確認します。症状と合わせて診断を検討します。

治療は?
異常所見がない場合、はっきりした原因を特定するのは難しい場合が多いですが、逆流性食道炎や加齢による乾燥、あるいはストレスなどが原因になっている場合も時にみられます。
自覚症状などに応じて治療方法を相談していきます。