味覚障害

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▶耳鼻科で治療する代表的な口、のどの病気について説明しています。


 
味覚障害(みかくしょうがい) 
味覚が感じられないと食べ物がおいしくなくなり、わたしたちの生活はとても味気ないものになってしまいます

原因は?
舌には味蕾(みらい)という味覚を感じるセンサーがあります。味覚が様々な原因で障害されると味覚障害を来たします。
原因として、(1)偏った食生活による栄養障害、亜鉛不足 (2)舌粘膜の炎症 (3)クスリの副作用 (4)加齢による味覚の減退、口腔の乾燥 (5)嗅覚障害による味覚の低下 (6)味覚神経の障害 などが挙げられますが、特定することが難しい場合が多いです。

治療は?
舌の状態などを診察し、亜鉛が含まれたクスリやビタミン剤など種々のお薬で治療していきます。バランスのとれた食事をとることや健康的な生活を送ることも味覚障害の治療のうえでは大事になります。