<耳鼻科で治療する代表的な耳の病気について解説しています>
中耳と鼻の奥をつなぐ、耳管 の働きがうまくいかず、自閉感、自分の声がひびく などの症状をきたす病気です。開放症と狭窄症を合わせて 耳管機能不全(じかんきのうふぜん)と呼ぶこともあります。
中年以降で比較的やせ型のかたにおこりやすい疾患です。目でみてわかる明らかな所見に乏しく、はっきりした診断が難しいことも多いです。特効薬がなく時に治療に難渋することもありますが、あまり気にしすぎないようにすることも大事でしょう。

◆2008年8月福井新聞 院長による解説

