急性中耳炎

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<耳鼻科で治療する代表的な耳の病気について解説しています>

急性中耳炎(きゅうせいちゅうじえん)  
鼓膜が赤く腫れたり、耳だれが出たりします。痛みを伴うことが多く、また放っておくと慢性中耳炎になり難聴が残ったり重症の病気につながることもあります。小さなお子さんでは夜泣きや不機嫌、食欲不振などの原因が中耳炎のこともあります。こどもの場合、耳と鼻をつなぐ耳管が太く短く、また免疫力も弱いなどの理由から急性中耳炎を繰り返すことがよくみられます。保育園などの集団保育や家族の喫煙なども中耳炎の悪化の要因として指摘されています。その都度適切な治療を繰り返して対応していくうちに、身体の成長とともに徐々に中耳炎になりにくくなっていきます。
ほとんどの中耳炎は鼻やのどのバイ菌が耳管を通って中耳に入り炎症を起こすのであり、耳に水が入ったりして起きるのではありません
。早期に、またきっちり最後まで治療することが大事です!また、中耳とつながっている鼻の状態をきれいにすることも重要です。耳の治療と並行して、鼻の中もきれいになるよう治療していきます。



家庭で気をつけること
① 鼻水をためない
鼻を吸い、少し大きな子は片方ずつ優しく鼻をかみましょう。鼻水・鼻づまりが続くときは耳鼻科を受診してください。

② 風邪をできるだけ予防する
手洗いなどの基本的な感染対策を心がけましょう。

③ タバコの煙を避ける
受動喫煙は中耳炎のリスクを高めます。家庭内は禁煙にしましょう。

④ 哺乳の姿勢に注意する
哺乳瓶をくわえたまま、仰向けで寝かせないようにしましょう。上体を少し起こして抱っこして飲ませ、ゲップさせるようにしましょう。

⑤ おしゃぶりを長期間使い続けない
特に6か月以降は、常用を控えることをおすすめします。


⑥ 集団保育は中耳炎の持続に影響する
ご家庭の事情と合わせて考えていきましょう。