鼻の病気解説

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▶耳鼻科で治療する代表的な鼻の病気について説明しています

アレルギー性鼻炎  いまや国民病とも言われるアレルギー性鼻炎。春におこるスギ花粉症、ハウスダストやダニなどでおこる通年性アレルギー性鼻炎、その他身の周りのあらゆるものがアレルギーの原因になります。アレルギー反応はこれまでなんともなかった方がある時から急におきてくることもあります。様々な新しい薬が開発されており、多くのかたでは適切な薬、治療で症状がよくなります。多くの治療の中から自分に合った治療を見つけていくことが大事です。また当院では採血その他の方法などで原因物質の検査を行い、日常生活の中で対策をたてるお手伝いをしております。さらに通常の治療で効果がみられない重症のアレルギー性鼻炎の方に対しては、ご希望に応じて手術治療のご提案をすることも可能です(詳細は下記の 副鼻腔炎専門サイト をご覧ください)。
アレルギー性鼻炎でお困りのかたはぜひ当院までご相談ください!



*シダトレン(スギ花粉症 舌下免疫療法について
スギ花粉症の根治を目指す治療が当院で可能です
スギエキスの薬品(シダトレン)を自宅で毎日摂取し、体をアレルゲンに慣らしていき、スギ花粉症の根治を目指す新しい治療が始まりました。
通常の治療が抗アレルギー剤でアレルギーの症状を抑える対症療法であるのに対し、この薬は花粉症を根治することが可能な点で大きなメリットがあります。
治療は12歳以上で可能で、2-3年以上、月に一回通院し、毎日薬を自宅で摂取します
治療費は薬代を含め一か月2000円程度になります(健康保
険3割負担の方で)
最初に検査でスギによるアレルギーがあることを確認のうえ、スギ花粉シーズン以外(2-4月以外)に治療を開始します

ご興味のある方は医師までご相談ください

詳細は、以下の鳥居薬品ホームページ に掲載されています(当院が以下のホームページに掲載されています)

ダニアレルギーの根治を目指す治療が可能です
*ダニ舌下錠免疫療法 (ミティキュア)について

ダニのアレルギーに対する根治治療として期待される治療法です。2015年12月から治療が可能になりました。
12才以上の方が適応になり、アレルギー検査でダニによるアレルギーがあることを確認のうえ治療を開始します。
原則2-3年以上毎日,舌の下に薬を内服し続けることが必要です。
ダニ以外の原因によるアレルギーには効果がありません。


FBCテレビおじゃまっテレ健康いちばん(201512)にて、院長がアレルギー性鼻炎、舌下免疫療法について解説しました。


肥厚性鼻炎(ひこうせいびえん)
 
鼻の粘膜が腫れて鼻づまりをおこす病気です。適切な内服薬、点鼻薬で多くは改善します。症状が強い場合は鼻内内視鏡手術で劇的に症状の改善が可能です。鼻がつまって困っている方は診察をうけてみましょう。

鼻中隔彎曲症(びちゅうかくわんきょくしょう) 右と左の鼻のしきり(鼻中隔)が曲がっている疾患です。鼻づまりを生じます。著しい場合は鼻内内視鏡手術でなおすこともあります。

副鼻腔炎(ふくびくうえん)<蓄膿症(ちくのうしょう)> 鼻の周囲の副鼻腔に膿(うみ)がたまる病気です。汚い鼻が続いたり、鼻づまりや鼻のいやなにおい、嗅覚障害、頭痛、後鼻漏により痰、咳などの症状をおこします。鼻の中をファイバーカメラで観察し診断をつけ、適切な治療を行うことで症状を改善させることが可能です。慢性、重症の副鼻腔炎にならないためには、早期に治療をおこなうとよいでしょう。また重症の場合、現在では鼻の穴から内視鏡下に副鼻腔をきれいに清掃する、鼻内内視鏡手術で症状を劇的に改善させることが可能です。鼻の症状でお悩みのときはぜひ一度当院でご相談ください。



鼻茸(はなたけ) <鼻ポリープ> 鼻の粘膜の一部が膨れて水ぶくれのこぶ状になったものが鼻茸(鼻ポリープ)です。鼻づまりや嗅覚障害などをおこします。薬や鼻ネブライザー治療で改善をはかります。重症の場合は、鼻内内視鏡手術(鼻の穴から内視鏡下に鼻茸、副鼻腔をきれいに清掃する手術)で完治させます。

鼻副鼻腔腫瘍(びふくびくうしゅよう) 鼻の中や副鼻腔にも腫瘍ができることがあります。良性や、中には悪性の腫瘍(癌)ができることもあります。鼻血や鼻づまり、鼻の痛みなどを生じます。早期であれば小さな治療で治癒が期待できますので早期発見、治療が大事になります。

嗅覚障害(きゅうかくしょうがい) 鼻の粘膜が腫れて鼻の奥の嗅粘膜への交通が悪い場合は、鼻粘膜の腫れを改善させるお薬などで比較的簡単に症状を改善させることが可能です。臭いを感じる神経の働きが悪くなっている場合は、根気よく内服薬や点鼻薬で治療していくことになります。鼻の中を観察し、原因に応じた治療を行うことが重要です。

鼻出血(びしゅっけつ)  多くはキーゼルバッハ部位という、鼻の入口に近いところからの出血です。こどもの鼻出血の多くは、鼻水や炎症で鼻の粘膜が充血していることでおこるので、お薬や鼻の清掃で鼻の中をきれいにすることで症状が改善します。
大人の方の鼻出血では、鼻の中の特定の血管が破れて出血していることが多く、鼻の中をファイバーカメラで観察し出血部位を特定し、治療します。症状が強い場合は専用の電気メスなどで血管を焼灼処置することもあります

鼻前庭炎(びぜんていえん) 鼻の入口の粘膜の炎症です。鼻の痛みや鼻閉、出血などを伴うことがあります。鼻処置やくすりで治療します。

福井新聞に掲載された、私の福井県済生会病院での副鼻腔炎に対する鼻内内視鏡手術風景です


福井県済生会病院健康教室にてアレルギー性鼻炎について講演